2016/01/11 18:53
文具通販 文具道(ぶんぐどう)と申します。
よろしくお願いいたします。
本日、通販サイトを立ち上げて初めてのご注文を出荷させていただきました。
本当にありがとうございます。
今日は成人の日です。この良き日に文具道からも商品が初めて出荷できることを嬉しく思います。
今日は成人の日です。この良き日に文具道からも商品が初めて出荷できることを嬉しく思います。
そして、まだまだアイテム数が少ないですが、これから順に増やして参りますので、よろしくお願いいたします。
文具道の運営はNEXT switch株式会社というベンチャー文具メーカーの方々を応援する営業コンサルティングの会社で行っています。
ではそこがなぜ文具の通販をスタートさせたか?ですが、
今、すごく文具が盛り上がってます。これは少し遡りますが、おそらくリーマンショック頃からではないかと思います。
それまで企業内で消耗品として購入されてストックされていた文具ですが、その頃から企業での購入が控えられ、
自宅から会社で使う文具を持っていかなければならない状況になりました。
であれば、せっかくなんだし、お気に入りのデザイン、使い心地、こだわりの文具を使った方が良い。ということになり、
安くてすぐに使えなくなるような文具ではなく、少し高くても自分に合った物を持ちたいという気持ちから、
文具にこだわる方が非常に多くなってきたのではないかと思います。
当社代表は、もともと筆記具メーカーに勤めておりました。
それも大正5年(1916年)から続く筆記具メーカーです。まだそのメーカーは健在で、今年でちょうど100周年になります。
そこで作る商品は戦後間もない頃にできた代表的な商品が、当時はなかなか売れず、創業者が本当に大変な苦労をしたと聞いています。
その商品を開発する数年前に戦争で工場が全て消失したにもかかわらず、数年で再び以前と変わらない規模で復興したとのことです。
そのメーカーで学んだ文具に対する愛情と同じように、ベンチャー文具メーカーとして今輝き始めている文具メーカー各社のサポートをさせていただくべく、NEXT switchは立ち上がりました。
商品を紹介したり、営業面でサポートしたりする中で、会社を立ち上げた2014年から、売り場の企画を手伝わせていただく機会に巡り会いました。大手百貨店、書店などで実施させていただきました。そこではベンチャー文具メーカーを中心に、本当にまだ立ち上がったばかりのメーカー様も含んでおり、文具卸様でも取り扱えないくらいの商品もあり、当社がなんとか間に入らせていただいてひとりでも多くのお客さまに手にとっていただけるような取り組みをしてまいりました。
その中で、ちょうどお声がけいただいたのが、「ネット上で商品を紹介するサービスで文具を紹介してみない?」というお話でした。
それは今までのポッドキャストや、YouTubeといった音声や動画サービスではなく、スライドと音声をシンクロさせる情報番組を提供する
ソラスタジオというサービスでした。
「NEXT switchチャンネル」を作らせていただき、「文具ネットワーク」という番組を2015年12月からスタートさせました。
その番組をスタートさせ早々にアドバイスをいただいたのが、
「紹介する商品、どこで買えるの?少しでも多くの人に買ってもらえるようにしたら良くない?」
というご意見でした。本当にそうだなと思いました。以前の売り場プロデュースの時もそうでしたが、ネットでその旨をお伝えすると、「遠くて行きたくてもいけなくてすごく残念」「その開催期間中には伺えない」など、応援してくださっているのに、申し訳ないというご意見がたくさんありました。
それであれば、少しでも買っていただける状況にしよう。そして、せっかくご縁をいただいてスタートさせた「文具ネットワーク」でも通販サイトがあって、そこで売れるように頑張って商品紹介をさせて頂いたら、サポートさせて頂いているベンチャー文具メーカーも助かりますし、買いたいとおっしゃっていただける方にも喜んでいただくことができる。
そして、今までお世話になった文具業界の方々とも、さらにいろいろなつながりとなり、今後お互いに協力しあい、広がっていくことができる。
長くなりましたが、それがこの文具通販をスタートさせた理由です。
NEXT switchという名前は、作り手の価値を次に伝え、それを手にした方がさらに新たな価値を生活の中に見出したり作り出したりしてほしい。そのお手伝いをさせていただきたい。ということでこの名前にしました。
そして、今までお世話になった文具業界の方々とも、さらにいろいろなつながりとなり、今後お互いに協力しあい、広がっていくことができる。
長くなりましたが、それがこの文具通販をスタートさせた理由です。
NEXT switchという名前は、作り手の価値を次に伝え、それを手にした方がさらに新たな価値を生活の中に見出したり作り出したりしてほしい。そのお手伝いをさせていただきたい。ということでこの名前にしました。
そして、文具ネットワークという名前は、文具に興味のある方々とつながっていきたい。
さらに、この文具道という名前は日本の良いものを広く伝えていきたい。
そんな意味を込めています。
初出荷記念ブログの最後に、私がある文具業界の尊敬する方から頂いた言葉で締めくくらせていただきます。
本や音楽がデータで買えても、文具はネットで買えてもデータにはならない。
そして、毎日使うもの。だからこそこだわってほしい。
まだスタートしたばかりです。これから頑張って参りますのでよろしくお願いいたします。