2016/01/16 02:32

千葉の市川市本八幡に夜になると明かりがつく小さなかわいいお店があります

そのお店の名前は『ぷんぷく堂

京成線に乗っていると、沿線沿いに灯る明かりがなんともいい感じです


営業時間は19時からで、店先の提灯にも夜開く文具店ということが書かれています。
月火木金土 19:00~22:00
第一日曜、祝日 12:00~19:00


店主の櫻井さんのこだわりで鉛筆やノート・メモなどのペーパーアイテムが非常に魅力的に並んでいます。

鉛筆も歴史を感じるケースに並んでいて、懐かしの鉛筆なども見つかるかも!!
このガラスケースも3段になっている物は非常に珍しく、今では全くと言っていいほど見ることがなくなりました。
隣の三菱鉛筆と書いてあるケースも50年続く販売店が閉店する時に譲り受けた物だそうです。



これだけこだわった鉛筆を多数揃えられているからこその商品がこちら

通常の鉛筆の長さを半分にした、その名も「半分鉛筆
小学生の時に使っていた長い鉛筆の長さを半分に切断した6本セットの鉛筆です。
大人になって使うペンケースはボールペンなどの長さに最適なので、
そこに鉛筆を入れるとはみ出してしまいます。
でも、鉛筆は使って何かアイデアをカタチにしたい。
そんなニーズを実現させました。
硬度もBなのでアイデアのラフスケッチなどにも利用でき、
ちょっとした時の創作意欲を満たしてくれます。

鉛筆と同じくらいこだわりのあるペーパーアイテム
店内を見渡すと色々なところに引き出せるタイプの棚があり、
まるで何か掘り出し物を見つけるワクワク感を良い意味で弄ばれているような
楽しい時間が店内に流れます。



ペーパーアイテムも、大人の潜在ニーズをうまく引き出すオリジナル商品を生み出されていて、
廃番になった便箋で作ったのがこちらの大人の落書帳


カラフルな便箋用紙を店主自らが色を帳合いして、カール事務器の製本機「トジックル
を使ってリング綴じをした商品です。
店主とそのご主人の二人の息のあった作業で次々と作り出されるそうです。


最後に、こちらのスキマメモは、パソコン作業などをしている時に、
ちょっとメモを取りたいといったシーンで非常に役立つメモです。
ノートだと置き場所に困ってしまいますし、付箋だとどこかへ無くしてしまう心配もあります。
そこで考え出されたのがこのサイズ。
うまくノートパソコンと机の端までの間をメモスペースに変身させてくれます。


ぷんぷく堂さんは、文具メーカーのこだわりの部分を本当に理解されていて、
いい物をセレクトして並べられている温かい心が伝わるお店です。

19時からゆるく開いているからこそなのか、地元の子供から大人まで愛され、
目の前の線路を走る電車の明かりと店から漏れる温かい雰囲気が
マッチして、帰路を急ぐ心を癒してくれるそんなお店です。