2017/04/23 08:03

 

マスキングテープはどれだけあっても飽きません。実際に文具店に行ってマスキングテープのコーナーを見てみると、デザイン性のあるパターンのものから、可愛らしい柄までたくさん存在しています。観光地などに行くとご当地のキャラクターのマスキングテープなども多くあり、ついつい手にとってしまい、気がつけば結局買うことになっているなんてことはザラにあります。

実際、使えているかというと、封筒を留める時などに使ったりしています。ちなみに、手渡しの時に使うことが良しとされていて、配達などの業者に輸送をお願いする時は剥がれて他の荷物に影響を与えるのでそれは控えた方が良いそうです。

女性中心に可愛い柄のものが買われることが多く、マスキングテープそのものもターゲットとしては女性をターゲットにしているものがほとんどです。文具道でも最近よく出ている「千代切紙」をお送りする時に、封筒の中で折れないようにするために厚紙に挟んでお送りしているのですが、その厚紙同士を留める時にマスキングテープを使用させていただいています。そのマスキングテープも一応柄を考えて選んで使っているので、もしそれらを手にすることがあれば、そこもちょっと気にしていただけると楽しみが少しだけ増えると思います。

 

 

 さて、今回ご紹介するのは、icco nico(イッコ ニコ)というメーカーのマスキングテープです。元々はSNSのTwitterのあるツイートをきっかけにしてできたブランドです。そのツイートとは、時報を知らせるツイートに

ーーーーーーー✂︎ーーーーーーーキリトリーーーーーー

というような投稿をしていたところ、それが盛り上がって「ではマスキングテープにしてみよう!!」ということになったところからのスタートだそうです。その頃からマスキングテープが盛り上がりを見せていたので、まさにタイミングがすごく味方してくれたのと、そもそもその発想が素晴らしいと言えるのではないでしょうか。実際にそのマスキングテープ「キリトリマステ」も文具道で取り扱いをしているので、ぜひご覧ください。

 

 

今回ご紹介しているマスキングテープは、貼暦(ハルコヨミ)という商品。二本組のマスキングテープで、数字が1~31,漢字が月火水木金土日が繰り返されている商品です。数字や文字はタテバージョン、ヨコバージョンがあり、英語のタテバージョンもあります。(英語の場合は文字がもちろんMTWTFSSです!!)

 

長さから計算すると、4年半ほど使えるので、手持ちのノートや手帳に毎月のスケジュールを記入するオリジナルの手帳を作ったりするのにちょうど良いですね。幅が7ミリのテープなので、6ミリ幅のコクヨなどのキャンパスノートでB罫と呼ばれるノートに貼るのにもちょうど良い幅となっています。また、文字や文字と文字の間の空間が3ミリなので、3ミリ幅の方眼ノートや方眼が背景になっている手帳(私はジブン手帳という手帳を使っているのでピッタリ!!)にも最適です。

 



土日は色が違うのと、文字間の感覚が使いやすいだけでなく、ちょっとどこか可愛い感じがしっかり伝わってくるのが不思議なところです。

 

英語タテバージョンもおすすめですので、それぞれ使用のシーンに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

 

文具の中でもヒットする条件とはなんですか?とよく聞かれるのですが、それは、「今までありそうでなかったもの」とお答えしています。ありそうだったということは、使い方や素材など、ユーザーからしても想像が付きやすいというもの。ということは、使い方などある程度のことがすぐに理解しやすいからです。あまりに新規すぎるとどう使っていいのかわからなかったり、自分には必要無いと思ってしまったりするので、実際に買おうという行動にまでは直結しません。でも、「ありそうでなかった」ということは、存在していればつい買ってしまうということにつながるのでは無いでしょうか。